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カラダに効く食材

キャベツ◎美容効果アップにぴったりな万能野菜

サラダや千切りなど生で食べても、ロールキャベツなどの料理で加熱してもおいしくいただけるキャベツは、食卓に欠かせない野菜の一つです。この時期に出回る春キャベツは、秋に種をまいて春に収穫するもので、一般的なキャベツとは違う品種です。夏に種をまく一般的なキャベツは楕円形で葉がギュッと詰まっていますが、春キャベツは色も鮮やかで葉がふわっとしているのが特徴です。含まれる栄養素にあまり違いはありませんが、春キャベツは葉が柔らかいため生食に適しており、それぞれの特長を活かした食べ方でいただきましょう。

ダイエットに取り入れられることも多いキャベツですが、水分が多く低カロリーなだけでなく、幅広い栄養素が含まれており美容・健康に良い食材です。特にビタミンCが多く含まれているため、皮膚のメラニン色素の生成を抑え日焼けを防いだり、コラーゲンの生成をサポートしたりして肌の健康を保つ働きがあります。便秘の解消につながる食物繊維や、体の塩分(ナトリウム)の排出を助けるカリウムも含まれるため、デトックス効果も期待できます。

また、キャベツにはキャベジン(ビタミンU)という成分が含まれており、これには胃の粘膜を保護したり、胃酸の分泌を抑えて胃もたれや胃のむかつきを防いだりする作用があります。ビタミンUは必須栄養素ではないため、正式なビタミンではありませんが、似た働きをするためにビタミン様物質と呼ばれています。

キャベツに含まれるビタミンCやキャベジンは熱に弱いため、加熱すると減ってしまいます。そのため、効率よく栄養を摂取するためには、サラダなど生で食べるとよいでしょう。また、ビタミンCやカリウムは水溶性なので、スープやみそ汁などの汁ごといただける調理法もおすすめです。キャベツの外葉や芯の部分にも多くの栄養素が含まれているので、固い部分もなるべく捨てずに丸ごといただくようにしましょう。


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